ほうじ茶の特徴や香り成分について | 狭山茶はティーバッグでも味わえる！

狭山茶を使用したほうじ茶は香ばしい香りと爽やかな味わいで人気があります。同じ狭山茶から作られたお茶なのに、ほうじ茶と緑茶でこれほどに味わいが違うのかと驚くことでしょう。

とは言え、ほうじ茶は煎茶と同じようにして淹れるものなので、面倒に感じ敬遠しているという方もいるのではないでしょうか？

急須を用意してお湯を沸かし、茶葉を入れて注ぐという工程は、忙しく時間がない方にとっては面倒でしょう。

そんな方におすすめなのが、ティーバッグタイプのほうじ茶。一杯ずつの小分けになっているだけでなく、湯呑みにお湯を入れるだけで完成するので、洗い物もかなり少なく済みます。

こちらではほうじ茶の特徴や香り成分についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

狭山茶に限らず、ほうじ茶にはカルシウムやミネラル、葉酸などの栄養素が豊富に含まれております。タンニンやカフェインは苦味のもととなる成分で、少量含まれております。

ほうじ茶に含まれるカフェインは、煎茶と比較すると少ないです。ほうじ茶を作る過程で炒る工程があるのですが、その工程でカフェインが大幅に減少します。作っていく中で、カフェイン量は半分以下に減ります。

夜眠る前にお茶を飲むと眠れなくなるという方もいらっしゃいますが、ほうじ茶であればそういった心配は必要ありません。カフェインが少ないので、眠る前にティーバッグタイプでお手軽に飲んでから布団に入るのもいいでしょう。

ほうじ茶は抗酸化物質として知られており、消臭効果なども期待できます。もちろん、ティーバッグタイプでも体に取り込める栄養素はほとんど変わりません。

カフェインを多く含んでいる飲み物は体内に取り込んでから時間をかけて排出されるものなので、体力が落ちている方には向いておりません。カフェインを分解するだけの体力が残されていない場合、カフェインの多量摂取は体に悪影響を及ぼす可能性があるからです。

そのため、体力が落ちている方や抵抗力が弱い乳幼児はほうじ茶を選択したほうがよいでしょう。ティーバッグタイプであれば手間もかかりません。

狭山茶をはじめとする多くのお茶どころで生産されているほうじ茶には、ピラジンという香り成分が豊富に含まれております。炒ることによってカフェインやタンニンは減少しますが、ピラジンの量は増加します。

ピラジンは、生活習慣病を予防し血液をきれいにする効果があるとされている栄養素です。脳へ働きかけ心身ともにリラックスさせてくれる効果もあるので、イライラの解消にも効果が期待できます。

急須で飲む場合もティーバッグタイプを使う場合も、ほうじ茶の香りをしっかり感じるためには、沸騰させたお湯をアツアツのまま注ぐのがコツです。高温のお湯のほうが茶葉が開きやすくなるので、必ず冷まさずに注ぎましょう。高温で炒りながら作られるほうじ茶は、熱いお湯でなければ茶葉が浮いたままお湯が染み込みません。

急須でもティーバッグでも味や香りをしっかり抽出し、おいしいほうじ茶を楽しんでください。

ほうじ茶はカフェインが少なく、また、様々な栄養素が含まれているため体に優しい飲み物と言われております。体調が優れない方や乳幼児も飲める飲み物なので、安心感があるでしょう。

茶葉だけでなく、狭山茶を使用したティーバッグタイプのほうじ茶も多く販売されているので、気になる方はぜひ試してみてください。狭山茶のおいしさを生かしたほうじ茶は、香りも味も一級品です。

はこや加藤園では、静岡茶や宇治茶と並んで日本三大茶と呼ばれる狭山茶や、日本の緑茶の一種であるくき茶などを販売しております。ほうじ茶や玉露、玄米茶、紅茶、緑茶などは、水出しでも美味しいティーバッグとして販売を行っておりますので、ぜひお買い求めください。